台原の現場では、フローリング張りまで完了。もう少し造作工事は
続きますが、定例打合せにて、仕上げ材の確認。
なかなかいい感じに仕上がっていきそうです☆
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神楽坂駅を出てすぐのところに、鳥居の奥に写真のような風景。
「なんだ?なんか見学できる建物?」ってなって近づいてみると、
なんとマンション!なんで神社境内に!(まったくの勉強不足でした。)
興味本位で導かれるように、ちょっと寄り道。
社殿も格子とガラスで構成されていて、佇まいもシンプルでキレイ。
特に屋根の納まり。(住宅の設計に活かせそう☆)
社殿の横に建つ、マンションの存在感はありますが、アルミスクリーンの
ルーバーのおかげで、そんなに違和感なし。
あとで調べてみると、赤城神社では再生プロジェクトが進行中で、社殿の老朽化に伴い、新しい社殿を建てる必要があり、財政難から敷地の一部を貸し出すことにより、等価交換による定期借地権付き分譲マンションを建てることになったそうです。
なので2080年には、土地の所有権を神社に戻し「赤城の杜」として復活させる壮大なプロジェクトだそうです☆(そのころ、さすがに生きてないw)
赤城神社
設計:隈研吾(2010年)
東京都新宿区赤城元町1−10
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「太陽は動かない」
新しい自然エネルギーをめぐって、日本、中国、台湾が舞台の産業スパイもの。
国(政治)、テロも絡んで、なおかつ登場人物の過去の繋がりとか、面白い☆
これだけのボリューム、上下巻で読みたいくらいです。
「ハヤブサ消防団」
東京から亡き父の故郷に移住した三馬太郎。田舎あるあるの消防団に入団。
のどかな集落で起こる、連続放火事件。
そこに密かに進行している真実に辿り着く。二転三転して面白い。
でも、池井戸作品ならもっと欲しがってしまいますw
「嘘つきジェンガ」
ロマンス詐欺、受験詐欺、サロン詐欺の3つの短編小説。少しずつ嘘が積み重なって崩れる感じで、タイトルは秀逸☆
詐欺ものですが、読了感はいいです。
「汝、星のごとく」
良かったしか言いようがない!ここ最近ではイチオシです☆
プロローグで関係性があまりわからなかったのですが、エピローグまでいって、
また読んでみると…。
終盤はもっと読んでいたかったくらい。でもこのくらいが実はイイ塩梅なのかも。もう一回、本屋大賞とる!かも。
「花束は毒」
結婚を辞めさせようとする脅迫状が、主人公のかつての家庭教師、真壁に頻繁に届く。その犯人突き止めるため、先輩の探偵と真相を探る。
なんか、事件の規模が小さくて、ズルズル進むので、なんかなーって感じに。
がっ!徐々に雲行きが怪しくなって、真実に辿り着くと…戦慄!ホラーすぎる!
読んでいる裏ですごいものがうごめいてる。
「方舟」
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥にある地下建築を訪れ、迷い込んできた家族3人と一夜を過ごすことになり、
・翌朝地震が発生、閉じ込められる。
・建物の構成上、一人犠牲になれば助かる。
・地殻が変動し、いずれ水没(1週間)
・その矢先、殺人が起こる。
・犯人を見つけて犠牲者にしたい。
この手の物語は着地点次第で、ダメダメ作品になるリスクが高い!
けど、超えてきた!うなってしまった☆
最後の最後まで、うなってしまいました!
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