小説備忘録 〜その29〜

最近は、本を読んでるとすぐ寝落ちしてしまいますw

「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」
幼なじみの女性ふたり。一人は地元に残って契約社員として働き、
もう一人は都会でフリーライター。地元に残ったチエミが母親を殺害し失踪し
捜索と事件の真相を追うみずほ。
ずっと「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」のタイトルが気になってました。
やはり、辻村深月作品は面白い☆



「彼らは世界にはなればなれに立っている」
待ち焦がれた太田愛作品。
新刊をずーっと楽しみにしてて、発売日に購入☆
今までの作品とちょっと雰囲気違うけどイイ。もう一回じっくり読みたい!



「滅びの前のシャングリラ」
「一ヶ月後に小惑星が衝突して地球は滅びる。」
避けるコトが出来ない現実のなかで、学校でいじめを受けている友樹、
人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。と。歌手のLoco。
それぞれの人物目線で語られてイイ。ハリウッドにある地球救う系じゃない
感じもイイです。初版にはスピンオフの短編がついていて、5人目の目線で
完璧です☆



「妻は忘れない」
イヤミスの短編集。読み進めていると、日常のなかに潜む僅かなズレと違和感を感じます。実はそれが一番怖い気がする。




「十三番目の人格 -ISOLA- 」
主人公は人の強い感情を読み取ることができるエンパス。舞台は阪神大震災後で、多重人格の少女に突如、磯良という人格が現れる。後半はかなりホラー!
黒い家」ばりに!

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