小説備忘録 〜その26〜

8月に突入。最近は県外移動がちょっと多めで、その移動の際に。
(コロナには万全の注意を払っています!)
弘前へは高速バスで移動してますが、40席中、乗客3,4人程度で実は快適w

「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」
死者の言葉を伝えることができる霊媒師の城塚翡翠(ちょっと、か弱い感じ)と、推理作家の香月は組み殺人事件を解決していく。ただし証拠能力がないため、香月が過程を導く。
と、同時に女性を狙う連続殺人事件と、翡翠が悟っている自身の死期。
よくある連ドラパターンかと思いきや…。最終章でやられました!

「エンド・ゲーム 常野物語」
楽しみに取っておいた常野物語の第三弾☆
第一弾の光の帝国のなかのオセロ・ゲームの続き。一族の中で最強の、相手を「裏返す」能力を持つ父の失踪。母の意識不明。
何のことかさっぱりだと思いますが、これが絶妙に面白い☆
作者はつくづく天才だと思います!

「西洋洋菓子店 プティ・フール」
フランスでお菓子作りを修行した亜樹が、祖父が下町で営んでいる西洋菓子店で働く。一つのストーリーをその登場人物目線で語られる、連作短編集で面白い☆なんといっても、お菓子作りの描写が抜群で香りとか、味とか伝わってくる感じ!

「首都感染」
タイムリーな小説。
20XX年、中国でワールドカップが開催され、遠く離れた村で致死率60%の強毒性インフルエンザが発生し、世界に、日本に!
検疫が破られ都内に感染。政府は東京封鎖を行う。
つくづく、強いリーダーシップと決断力の必要性を感じました。
この小説に出てくるインフルエンザに比べて、まだコロナの致死率が低いのが救い。しかしリアルです!

 

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