小説備忘録 〜その24〜

4月に突入。
新型コロナウィルスの影響も徐々に出つつあって、
早く終息してほしい!

「和菓子のアン」
デパ地下の和菓子屋さんで働くアンちゃん。個性強めな店のメンバーと、
お客さんと。和菓子にまつわるちょっとしたミステリーや、和菓子の背景とか
面白い☆やっぱり食べモノ系の小説にハズレなしです。


「リメンバー」
リカシリーズ第5弾。割と静かなスタートだなーって思っていたら、ガツっときます。何か違和感があって、ラストに来る感じ!続編がまだあるので、ここまできたら最後まで付き合いますw


「逃亡者」
殺人を犯し、15年の時効を迎えるまで逃げ続ける女性の話。
「もちろんこの設定知ってる!」時効間際に逮捕された福田和子の事件。
最後ホントにそうなるのか?って疑問持ちながら、逃亡者目線でハラハラ!
ラストは…。久々に満腹です☆


「ライオンのおやつ」
余命宣告をうけた主人公が、終末は瀬戸内の島にあるライオンの家というホスピスで過ごす事を決める。そこでは毎週日曜日に入居者が、もう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる、おやつの時間がある。
そこで暮らす人々の話。
かなりイイです☆


「さんかく」
古い京町家に暮らすアラフォーのデザイナーの夕香と、同居することになった
元バイト仲間だった年下の正和。理由は”食の趣味が合うから”
その正和には大学で生体(解剖)の研究にあけくれる、華っていう彼女がいて。
三角関係未満の微妙で絶妙な感じ。とにかく出てくる風景、料理の描写が丁寧で匂いを感じる、読んでいて心地イイ作品です☆


「名前探しの放課後 上・下」
3ヶ月前にタイムスリップしてきた、依田いつか。
同級生の誰かが自殺した日から。
同級生たちとその自殺する誰かを探し出し救う。
早々に、自殺するいじめられている人物が特定されるので、
あれっ?ってなります。
やはりそこは辻村深月作品☆最終章は怒涛の展開!
そしてあの人物たち!前の作品見直してしまいました☆

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