小説備忘録 〜その22〜

2020年に突入し、完全仕事モードになる前に備忘録。
(本当は、完全に仕事モードになっていないといけない時期w)

「マチネの終わりに」
映画化に伴い、手に取った作品。
なかなか自分には文章が難しい。でもかなり良かった☆
表現豊かな、繊細で美しい世界にどっぷり浸かってしまいましたw


「連続殺人鬼 カエル男ふたたび」
続編。前の作品を読んだのが結構前→だったのでちょっと思い出すのに時間がかかってしまった。
カエル男相変わらず残酷な手口。それ以上に刑法39条は考えさせられます。
弁護士 御子柴礼司も出てきて、なんか繋がってる感じが良かったです☆


「いけない」
四章で構成されていて、各章末に写真があり、隠された真相に気付けるか?
各章末の写真を見て、ゾッとしたり、えっ!ってなったり。
(途中何度も写真を見たい衝動にかられますw)


「彼女は頭が悪いから」
東大生5人が1人の女子大生に対して、強制わいせつで逮捕された事件がモチーフの話。なぜか被害女性が非難されます。
スクールカースト、都市と地方、男女差別、貧富の差など。
数年後に向かっての伏線が裁判に結びついていきます。とにかくやるせないのですが、女性の通う大学の女性学長の言葉にちょっとスッキリします☆


「記録魔」
映画などの記録係を職業としている女性に23年前、兄を同級生に殺された女性から、その人を殺すまでの記録をして欲しいと依頼される。
もうちょっとラストに期待してしまいました。


「運転者」
「なんで俺ばっかりこんな目に会うんだよ。」と独り言を言った主人公に一台のタクシーが近づいてくる。運が悪い!って今現在思っている人は絶対読んだ方がイイです!

小説備忘録

旧ブログの小説備忘録はこちら