小説備忘録 〜その21〜

読書の秋☆(実はあまり関係無いw)

「ぼくのメジャースプーン」
ある医学生の男に事件を起こされ、同級生の女の子の心を壊される。
小学4年生の「ぼく」には、同一人物に一回だけ呪いの言葉をかける
能力があり、復讐の日まで、ある大学教授と一週間話し合って、
その答えを出す。

ある教授は、秋山先生!絶対に「子どもたちは夜と遊ぶ」から読むべき!
秋山先生が講義中にある学生に耳元で囁いた謎も解けます☆
そして月子も…。


「盲目的な恋と友情」
完全に辻村深月モードw
前半は蘭花の盲目的な恋と、後半は留利絵の盲目的な友情を同じ時系列で
話が進んでいき、最後の結末に至る。
時系列ものは楽しい☆そしていつもの辻村深月作品と毛色が違って
面白いです☆


「木曜日にはココアを」
カフェで出されたココアから繋がる連作短編集。
ちょっと登場した人物が、次の話で主役になっているような。
とにかく、優しい話。

「天上の葦 上・下」
ある正午、渋谷スクランブル交差点で空を指差した後、絶命した老人。
警視庁公安部の刑事の失踪。興信所に元大物政治家からの依頼。
鑓水、修司、左遷された刑事の相馬が事件を追う。
次第に明らかになる事実と、巨大な敵に立ち向かう。
大ボリュームですが、ハラハラドキドキの連続で最高☆
圧倒されます!

一つ不満を言えば、そろそろ新作が読みたいw

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